★日本企業へのサイバー攻撃での「不正アクセス」被害が増えているという報道で、案外、報道してないことがある。
・・・私の友人も書いているが、それは、サイバー攻撃でやられるのが企業のITネットワーク(VPNなど)への侵入だけでなく、社員のパソコンへのフィッシングメール(詐欺メール)に社員がひっかかってしまって、そこから企業システムに入り込まれるケースが急増していることだ。
◆日本のフィッシング(詐欺)メール 被害(個人・企業)は、2023年: 119万件、 2024年: 172万件、 2025年: 245万件と急増している。
・・・なぜか? 詐欺メールの手法がAIも利用して進化しているからだ。
①以前の、一目見て詐欺と分かる変な日本語のものなどは、詐欺犯のAI利用等で急速に「本物感」の高いものに進化してきている。
②会社のシステム上、二段階認証(One Time PW)をかませているのが多いが、詐欺メールが社員に詐欺的URLをクリックさせた後、会社のシステムにつながる局面で、会社システムが発動する二段階認証の中身も、詐欺犯が盗んでしまう方式に進化していること。
③証券会社や大手企業で、セキュリティー強化してきているのを逆手にとって、社長や会社のシステム部門になりすました社内メール形式で、URLをクリックさせ、ID/PWなどを入力させる、”高度”のたくらみメールが増えていること。
・・・以上から、結構、注意深い社員でも、ひっかかってしまうのだ。
◆しかし、しかし、会社のVPNなどに直接侵入されるケースは、ハッカー側もAI駆使して高度の手法で侵入するから、普通の企業では「防ぎにくい」感があり、その会社の「被害者」感も高いから、社会から厳しい非難の目も弱まる。
・・・ところが、「社員が詐欺メールにひっかかり、そこから入り込まれて、顧客データなどを盗まれました」というのは、マヌケっぽいので、発表しにくい。そこで、VPNなどへのサイバーテロかも知れないフリをして、「調査中」とし、社員のチョンボはひた隠しにするのだ。報道も、そこには切り込まない。
Nat
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