★「米の安全保障の大ペテン」
・・・農水省と自民農林族が「米は日本人の主食だから、ぜったい国内製造して食糧安全保障を!!」と主張する。
・・・確かに主食用の米の自給率は97%である。

・米食:41.1%、パン食:18.7%、麺類:14.1%、その他10.3%
・食事の時間帯別では、朝食はパン食が34.3%と最も多く、昼食は米食が36.7%で麺類が28.6%、夕食は米食が70.5%・・だそうな。
・・・確かに、米が主流だが、パン・麺も結構多い。
・・・私、個人は、朝はパン、昼は麺が多いというか米は殆ど食べないし、夜の主食はビールだから、兎に角、米とは縁が少ない。・・・日本から米が消えても余り気がつかないが、麺、特にラーメンが消えたら絶望する。
◆パン、麺用の小麦の自給率だが、うどん用だけは北海道などの国産小麦が6割くらいだそうだが、パンや中華麺は国産数%で、残りは輸入、しかも、米、加、豪、の同盟・連帯先からだ。だから、誰も「ラーメン用の麺の小麦の食糧安全保は大丈夫か?」などと言わない。・・・言うのは、お米についてだけだ。しかも、長年、減反し、価格を吊り上げてきて、最近は主食用米から飼料用への転換を補助金で誘導、主食用の米の高値維持をしてきておいて、それでもって農水省らは「米は主食だから自給を!!」等と欺瞞に満ちたことを言い続ける。

・・・米作用の肥料は、ほぼ100%輸入、しかも、特にリン酸肥料などは8割も中国から輸入している。有事になると、肥料がなくなるから、米作はただちに出来なくなる。
・・・日本のエネルギーの自給率は90%で、中東依存度も高いから、有事ではエネルギーも途絶えがちだ。作った米を運ぶエネルギーがなくなるのだ。
・・・農水省、自民農林族の言う「米を自給して安全保障」は、元々「主食のコメの高値維持政策」でしかないが、有事の際に、国内生産が止まり、運べないので、その意味でも完全なペテンだ。

◆ というわけでもないが、私は、友好国から輸入した小麦からの中華麺をこそ、主食にし続けるぞ!! 農水省・自民農林族の「米こそ!!」の欺瞞は追及し続けるぞ!!
Nat
