★なんだ!? こっ、これは?!。
・・・企業の有報に、従業員の賃上げ率の開示を義務付ける金融庁の方針だと??
◆私に言わせると、日本産業全体が経営停滞し、イノベも出来ないままになっている根本原因は、日本の幹部人事体制にある。
・・・つまり、幹部人事がいまだに「年功序列」「順繰り人事」である上に、多くの企業において社内の出世や派閥抗争に明け暮れる、その結果、日本経済全体の停滞、結果的には実質賃金も減少、という状況を作ってきた。そのことこそが日本産業の根本問題ではないか!! ・・・ ある意味で、日本の多くの企業が「日産病」に陥っているのだ。
・・・その改革の為には、賃上げ率の開示義務などよりも、いまの全く形式的開示しかしていない「経営陣選任プロセス」の透明化で、多くの企業における「年功序列」「順繰り人事」を改革させる方向に追い込むことことが求められていると思う。
・・・つまり、以下のようなことの開示を求めるのだ。
①経営陣選任の具体的プロセス(候補者選定基準、評価指標)
②社内外候補者の比率とその理由
③指名委員会の構成と実効性
④過去5年での選任・退任の実績
⑤「年功序列型」キャリアパスの改革状況
・・・そして、アナリストによる「経営陣体制改革ガバナンス」指数などを発表するのもいいだろう。
・・・そして、アナリストによる「経営陣体制改革ガバナンス」指数などを発表するのもいいだろう。
・・・こうやって経営陣改革をしないと、金融庁からの義務だからといって、形だけの賃上げをして、それを開示することで仕事をしているつもりになる最悪の経営陣がはびこるだけになる。
・・・金融庁も石破政権も「ア○」「バ○」の骨頂だと思う。
Nat
